少年の日

「少年の日」

-Light years Ⅱ-

THE NORTH FACE Sphere A/W

by haruka nakamura

春夏秋冬、4枚のアルバムを連続リリース。
ー haruka nakamura 最新アルバム

東京・原宿にオープンしたTHE NORTH FACE のアスレチックに特化した意欲的な新店舗ビル” THE NORTH FACE Sphere " のために、haruka nakamuraが作ったサウンド・トラック-Light years-プロジェクト。

その第二弾「少年の日」が2022年10月にリリース。(第一弾・夏は8月にリリースされている。)

この作品は、THE NORTH FACEからの「春夏秋冬、四季に合わせそれぞれ一枚のアルバムを。」というリクエストを受け作ったサウンド・トラック。「Light years」と冠され一年をかけて季節ごと四枚のアルバムを制作するプロジェクトとなる。

” THE NORTH FACE Sphere " は、THE NORTH FACEの新たな挑戦的コンセプト・ビル。7月にオープンしたばかりの店内の音響はWHITELIGHTが担当し、taguchiスピーカーを使用。地下から上階まで、音の多層感にこだわりぬいた空間でこの作品が流れる。

haruka nakamuraは、2020年アップライト・ミュート・ピアノで自宅録音したアルバム「スティルライフ」をリリース。日々の生活に寄り添うアルバムとなり、期せずして迎えたコロナ禍のもと、多くの共感、支持を得る。

そして、2021年末には「Nujabes Pray Reflections」を発表。Nujabesの遺族からの依頼により完成したこのアルバムで、新たな境地を開いた。

Nujabesアルバム制作後にharuka nakamuraは、10年ぶりに「ビート」と「サンプラー」への自然な回帰を果たすことになる。

それに続くのが2022年夏からスタートした「Light years」プロジェクト。

第二弾のアルバムタイトルは「少年の日」。

光のようなピアノに久しぶりにビートが乗り、音楽はまた新たな輝きを魅せた。

アコースティックギター、ローズ、ウーリツアー、ベース、サンプリング、コーラスなど様々なマテリアルで新しいサウンドが構築されている。

また「Nujabes Pray Reflections」制作時期に、haruka nakamuraは北国に移住。今回の作品も故郷の風景に帰った影響が色濃く反映され、ノーザンライツなサウンドが生まれている。

懐かしさと新しさが同居するハーモニー。

ゲストミュージシャンなし、完全ソロ・ワークスである。

本作は配信はもとより、カセット・テープでもリリースが予定されている。

制作期間は2022年8月から9月。生まれたばかりのサウンドの鮮度を落とさずタイムリーに、この秋リリースされる。

第一弾よりもさらにメロディとビートの親和性が進化した、早くもクライマックスに近い内容となっている。

今後も冬、春と季節に一枚ずつアルバムが発表される予定。

これはTHE NORTH FACEとharuka nakamuraが初めてコラボレーションを果たした、トライアルで新しいプロジェクトである。

春夏秋冬、北国から贈られる手紙のような音楽。

Light years

輝かしい一年を。

- haruka nakamura

ーー

01. 少年の日
02. Mid Day
03. Another Light You
04. あなたのはじめてみた海
05. ピアノに降る雨
06. Nosuri
07. HAO
08. 子供たちの声がする
09. テールライト
10. 街灯に贈る

10tracks / 41min.

all written & mixing by
haruka nakamura

mastering / katsunori fukuoka (Flysound Co.)
design / takahisa suzuki (16 design institute)
A&R / kyoko yamaguchi (one cushion , INC)
collabolate with THE NORTH FACE Sphere
thanks / hiromichi tanaka
special thanks / toshiaki hamada (nica)
灯台LABEL

Previous
Previous

「少年の日」/ ライナーノーツのような制作日誌

Next
Next

PIANO inspired by minä perhonen