「ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく」展

青森県立美術館
「ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく」展

音楽を担当させて頂きました。

最初の展示「雲」
たくさんの服が並ぶ圧巻の「森」

皆川さんは一年以上前から青森県立美術館での展示の時には何かしようと話してくれていて、それがこうして実現しました。

青森は故郷。
青森県立美術館は僕が通っていた三内丸山保育園があった場所に建っていて、(保育園は三内丸山遺跡になりました)設計の青木淳さんは僕にとって東京のホームグラウンドだったsonoriumを建てた方。
ご縁のある特別な美術館で、初めてこうして携われたこと、それがミナ ペルホネンであること。
皆川さんに感謝します。

音は、今暮らしている北海道で
対岸の青森を眺めながら制作しました。
当初は音響と楽曲の間くらいの音楽にトライしてみましたが、ミナとのディスカッションも経てやはり「音を響かせる」サウンドに終着しました。
「雲」はオープン・チューニングのギター。
「森」はピアノと、その残響を反復させたサウンドにしています。
もちろん、此処でしか聴けないので皆さん訪れてみてください。特に青森の同郷の皆さん。

「ねぶたのない夏」以来の青森の音楽制作で、
まさにこの展示期間中にねぶたが復活するという巡り合わせ。

この夏は、北国が輝いています。

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